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もう人の目を気にしなくて大丈夫!新しい入れ歯について

https://www.youtube.com/watch?v=Hjg4amWCAdU&t=39s心躍る桜の季節もあっという間に過ぎ去り、気付けば若葉の緑が映える季節となってきましたね。皆様どうお過ごしでしょうか?

当院の新卒衛生士さんも少しずつ職場に慣れてきてくれたようで、スタッフ同士のコミュニケーションも増え、さまざまな点で着実に成長してくれている様子を見ると、とても頼もしく思います。

新緑の芽と同様にどんどん成長していってもらいたいものですね。

さて、今回は「もう人の目を気にしなくても大丈夫な義歯」について説明していきたいと思います。

当院では極力歯を保存する治療を心掛けておりますが、そうは言っても全ての歯を救うことが出来る訳ではありません。

残念ながら歯を抜かなければいけなくなった場合、その欠損をどうやって補うのか?という事に話は移ります。

インプラント、ブリッジ、義歯(入れ歯)、自家歯牙移植と手段はいくつかあり、それぞれのメリット・デメリットについてはネットで調べれば簡単に、また多くの情報が出てくるかと思います。当院のホームページにも記載がありますので、参考にしていただければ幸いです。

その中で今回は、義歯にフォーカスを当てたいと思います。

なぜ義歯(入れ歯)に?

理由の一つとしては、超高齢化社会とも言われるこの時代に適した治療法であると考えられる場合が増えてきているからです。

例えば自分が介護される立場になったときにインプラントがあると大変だから、インプラント治療が嫌だといった考えをお持ちの方もおられますよね。

たしかに介護の現場においては、取り外すことの出来る入れ歯の方にメリットがある場合がありますよね。

また平均寿命の延伸に伴い、何かしらの疾患を患っておられて、何かしらのお薬を飲まれている方が増えてきています。

そういった全身疾患との兼ね合いがある場合には、インプラントよりも義歯を選択したほうが良い場合があります。

ただ、義歯を選択した場合に金具が見えることが気になるといった患者様のお声を耳にすることが非常に多いです。

「まだまだ人前に出て話や食事をする機会も多いし・・・」

「ニコッと笑いたいけど、義歯の金具を気にして思いっきり笑えない・・・」

そう言ったお悩みを解決してくれるのが、スマートデンチャー(ノンクラスプ義歯)です。スマートデンチャーは、日本最大の歯科技工所「和田精密歯研」が国内で製造している、安心できる入れ歯です。

入れ歯は毎日使用している間に少しずつ水分を吸収し、気になる入れ歯の変色や臭いの原因となります。

スマートデンチャーは、この「吸水性」が少ない材料を使用し、入れ歯の美しさと装着時の快適さをより長く保つことが出来ます。

またアレルギーの原因となりうる成分も極めて少なく、安全性にも考慮された体に優しい入れ歯なのです。

また人の目に触れない部分に金属の補強を施すことで、入れ歯自体の強度が増すだけでなく、残っている歯への負担軽減にも繋がっていることが分かりました。保険のプラスチックの入れ歯と比較して、部分入れ歯のバネのかかった歯を抜かずに済む割合が半分だったと言うデータもあります。

以上のことから、年齢・全身疾患の状態やお口の状況に応じて入れ歯という選択肢が最も良い場合もあります。

ご自身だけでなく、皆様の大切な方のお口の状況ではどうなのか?と言う疑問がございましたら、お気軽に当院までお問い合わせいただければ幸いです。

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顎のエラ張り・歯ぎしりで悩んでいるあなたへお伝えしたいこと

4月から新生活が始まった方も、もう少しで1ヶ月が経ちますね。

新生活や周りの環境にもぼちぼち馴染み始めた頃でしょうか?

何歳になっても環境が変わるというのは色々と負荷がかかるものですが、自分を成長させてくれるものになると信じて前に進んでいきましょう!

さて前回の院長ブログにて歯ぎしり・食いしばりに関する事をテーマに述べさせていただきました。その中で歯ぎしり・食いしばりに対する対策として一つ目はマウスピースを使用して歯を守ること。二つ目はボツリヌストキシン製剤を咬筋に注射し、筋肉の働きを弛緩(緩める・弱める)させ、歯ぎしり・食いしばり自体の力を弱める事だとお伝えさせていただきました。

今回は二つ目の対策として述べた「ボツリヌストキシン製剤」について詳しく説明していきたいと思います。

この「ボツリヌストキシン製剤」とは世間でよく「ボトックス」と呼ばれるもののことで、「ボトックス」とは商品名のことです。

当医院で使用する製剤は「ニューロノックス」です。ボトックスと同じ成分で、同様の効果が実証されており、安心してご使用いただけます。

ボツリヌストキシン製剤は、ボツリヌス菌から抽出したタンパク質成分の一種であり、アセチルコリン(神経伝達物質)の分泌を抑制する働きにより、筋肉を弛緩(ほぐす)させる作用があります。

歯ぎしり・くいしばりに対するボツリヌストキシン製剤の使用は、一般的に「えらボトックス」と呼ばれる方法の事です。
食いしばりのある人の顔の特徴として、咬筋が肥大する為「えらが張った」顔貌となります。輪郭の対称性が崩れる要因として多いのも咬筋の肥大です。

ボツリヌストキシン製剤で咬筋を選択的に弱くする事で、歯ぎしり・食いしばりの負担を軽減することができます。

咬筋が弱くなると自然と下顔面が細くなる為、結果として小顔になると言われているのです。
歯ぎしりがあるのでマウスピースを作ったが、どうしてもマウスピースを装着して寝ることが難しい人にもオススメです。

ただし、注意点もいくつかあります。

・筋弛緩作用を有する薬剤を服用されている方

・慢性呼吸器障害治療中

・閉塞性隅角緑内障

・妊娠されている(その可能性がある)方

・授乳中の方

上記の方々にボツリヌストキシン背剤の投与は禁忌となっておりますのでご注意ください。

歯ぎしり・食いしばりや、エラが張ったようなお顔が気になる方は、お気軽にお問い合わせください。https://www.youtube.com/watch?v=Hjg4amWCAdU&t=39s

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歯ぎしり・食いしばりから自分の歯を守るために必要なものとは?

厳しい冬も過ぎ去り、桜の花も咲き揃い出し心躍る季節となりました。

これから新生活を始められる方も多いかと思いますが、皆様体調に気をつけながら新生活をお過ごし下さい。

当院にも新卒の衛生士が入社いたしました。

新入社員の清らかな初々しい眼差しは私たちに初心の大切さを思い出させてくれます。スタッフ一同、初心を忘れずに気を引き締め直して日々の診療に臨むようにしていこうと改めて思いました。

さて、新生活を始めるに伴って環境が変わると知らず知らずのうちに何かとストレスが溜まっていたりするものですよね。

そんな日常生活におけるストレスを解消するための生理現象として就寝時に歯ぎしり・食いしばりが起こると考えられています。

就寝時の歯ぎしり・食いしばりによる歯に加わる力はお食事の時のそれと比べると約6倍にもなるとも言われています。その理由として覚醒時では噛む力を脳が制限をかけてくれているのですが、就寝時などではその制限がない状態のため、とんでもない力で歯ぎしり・くしばりをしてしまうと言われています。

ある研究では大柄な力強い男性ではなく、小柄な細い女性であったとしても就寝時の歯ぎしり・食いしばりによって、100kg以上の力でグリグリ・ギシギシと歯を揺さぶり、削っている場合があるという報告もありました。

歯ぎしり・食いしばり自体をなくすことはなかなか難しいですが、対策はあります。

一つ目の対策は就寝時にマウスピースを使用し歯を守る。

二つ目の対策はボツリヌストキシン製剤を咬筋に注射し、筋肉の働きを弛緩(緩める・弱める)させ、歯ぎしり・食いしばり自体の力を弱める。

基本的にはマウスピースを使用していただくことになろうかと思いますが、症状や必要に応じてボツリヌストキシン製剤を使用することを検討してもいいかもしれないですね。

ボツリヌストキシン製剤に関しては、また次回にでも詳しく述べたいと思います。

 

歯ぎしり・食いしばりは音が出ない場合も多く、ご自身の自覚やご家族の指摘がなくても、おおよそ96%の人が寝ている間や無意識のうちに行っているという報告もあります。

エラが張っている、口の中の骨がゴツゴツ・デコボコとしている、歯がしみる、歯がすり減っている、歯や詰め物がよく欠ける、割れる・頭痛や肩こり・顎の関節が痛む・朝起きた時に顎の辺りがダルい感じがある。

これらは歯ぎしり・食いしばりに関連すると考えられる症状です。

当院では歯を守る為にマウスピース(ナイトガード)の装着をお勧めしております。保険診療の範囲内(おおよそ6000円程度)で作成可能です。

ご自身の症状などから気になることなどがありましたら、お気軽にお問合せいただければ幸いです。

https://www.youtube.com/watch?v=Hjg4amWCAdU&t=39s

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治療の精度を左右する!高倍率ルーペの使用について

冬の名残もまだありますが、日ごとに暖かくなり少しずつ春の訪れを感じることが増えてきました。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

大阪では「まん延防止等充填措置」の延長が決まり、まだまだ大変なご時世ですが、やはり春を感じると心がウキウキするものですね。

早く日常生活が戻り、以前のように皆で楽しくお花見などが楽しめる状況になって欲しいものですね。

さて、話は変わりますが当院ではどんな些細な治療であってもサージテル社製の高倍率のルーペを使用しております。

また、必要に応じてより高倍率な拡大視野を可能にするペントロン社製のマイクロスコープも使用しております。

このように当院ではしっかりと「見える」ということを大切にしており、重要だと考えています。

多くの患者様からすると違いが分かりにくいこともあるところかと思います。

しかし裸眼での治療には限界があり、拡大視野下で治療を行うことで裸眼での治療と比べて治療の精度とその予後に大きな差が出ることをご存知ですか?

当然ながらそもそも見えていなければ適切に治療出来ないわけですが、単に拡大していれば良いのではなく、その拡大倍率もとても大切です。


当院ではサージテル社製の8倍の高倍率ルーペを使用して診療しており、ペントロン社製のマイクロスコープでは最大20倍にまで倍率を上げることが可能です。

一つ一つの手技を丁寧に行い、細かいところまでみて精度良く診療を行うことで永続性のある治療が期待できると考えております。

歯の治療というのは何度も繰り返せば繰り返すほど歯は削られ、なくなっていき、どんどん良くない状況に陥ってしまうのです。

歯の長持ちを達成するために大切な事としては精度良く治療し、何度も治療介入することなく歯を極力削らないことが大切です。

当院では費用が多少かかったとしても、優れた材質を用いて長持ちが期待できる治療をすることが大切だと考えております。

お口のことで何かお困りのことがございましたら、お気軽に当院までお問い合わせいただければ幸いです。https://www.youtube.com/watch?v=Hjg4amWCAdU&t=39s

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知らないと恐ろしい! 酸蝕症について

「酸蝕症」とはまだまだ一般的には耳馴染みがあまりない言葉かもしれません。

簡単に言えば、「酸」によって歯のエナメル質が溶けてしまうことを言います。

一度溶けてしまったエナメル質は戻りません。そのため大切なエナメル質が溶けてしまわないようにする為にエナメル質をケアし、酸蝕症から歯を守る方法を知ることが大切です。

当院ではエナメル質の短期集中トリートメントケアコースもありますので、参考にしていただければ幸いです。

「酸」と言えば、とても強力なものをイメージされるかもしれませんが、決してそうではありません。日常生活の中に「酸」はとても多く潜んでいるのです。

例えば普段から口にする食べ物や飲み物に含まれる「酸」によっても酸蝕症は起こりうるのです。

健康に良いとされる「お酢」「果物」「フルーツジュース」「サラダドレッシング」にも含まれます。

例えば「健康のために」と飲んでいるお酢が身体にとっては良いものでも、歯にとっては酸蝕症のリスク因子になるという事です。

酸が歯に接触すると、硬いエナメル質の表面は一時的に軟らかくなり、歯や歯ブラシや舌で触れただけでもエナメル質がダメージを受けやすくなります。

ブラッシングの時に力を入れすぎると、食べ物や飲み物に含まれる酸によるエナメル質への影響を助長してしまいます。酸性の食品を口にした後は、エナメル質が最もダメージを受けやすい状態になるため、特に注意が必要です。

大前提として、お食事後すぐにブラッシングをしていただく事はとても大事です。

しかし、お口の中が酸性の環境にある場合などではすぐにブラッシングをせずに、お口をゆすいだり、30分程時間をあけてからブラッシングをするようにしましょう。

他には酸性に傾いているお口を中和させるのに、チーズを食べると良いとも言われています。

また、酸性の薬剤の服用、胃酸の逆流も酸蝕の原因となります。

酸蝕から歯を守る第一歩として、まず酸蝕歯とは何か、酸蝕歯の原因、ムシ歯との違い、予防方法を理解しましょう。

酸蝕症による影響として5つのことが挙げられます。

  • 歯が黄ばむ:エナメル質が著しくすり減ると、その下にある黄色味を帯びた象牙質が見えやすくなります。
  • 光沢を失う・変色する:エナメル質がすり減った歯は光沢を失い、くすんで見えます。
  • 半透明〜透明になる:エナメル質損耗がさらに進行すると、目で確認出来るほどエナメル質が薄くなることで、歯の先端が透けて見えます。
  • シミる:歯を保護しているエナメル質がすり減ったことで、その下にある象牙質が露出し、知覚過敏の症状を引き起こします。
  • 先端が丸みを帯びる:歯の先端は最も酸蝕が起こりやすい場所です。

これらに当てはまる方は歯を守り、強化して、酸蝕症の進行を阻止することが重要です。

酸蝕症に対しての対策としては、

❶まずは、かかりつけの歯科医院にてお口の状況をチェックしてもらう。

❷普段の食生活の中で酸性の食品を避ける必要はありません。

しかし、酸性のものを食べる頻度や回数を見直しましょう。

酸性のものを食べる時は、チーズや牛乳などを一緒にとるようにするのも効果的です。

また間食の回数を減らすことも大事な事です。

❸酸性の飲み物を飲む際はストローを使用する。

また口の中に溜めない事も大事です。

❹歯質を強化するフッ素配合の歯磨剤を使用し、1日に3回はブラッシングするように心がけましょう。歯を磨く際には硬すぎる歯ブラシは避けましょう。

ご自身のお口に合った硬さの歯ブラシを使用することも大切な事なので、かかりつけの歯科医院の担当衛生士さんなどに聞いてみるのも良いでしょう。

酸蝕症を過度に恐れる必要はありません。正しい知識を身に付け、美味しく愉しい食生活を送っていきましょう。https://www.youtube.com/watch?v=Hjg4amWCAdU&t=39s

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マタニティ歯科 お母さんと赤ちゃんの為の予防歯科

生まれてくる赤ちゃんのお口の中には、虫歯の原因となる菌が存在していない事をご存知ですか?

では、なぜ虫歯になるのか?

多くはお母さんやお父さんなど周りの大人からの感染が主な感染経路だと言われています。

自分が使っている箸やスプーンでお子様に食べさせたり、キスをしたりなどの普段の何気ないスキンシップの中から感染してしまうとされています。
しかし、感染を気にしすぎて親子のスキンシップが損なわれてしまうということは避けたいですよね。

母親をはじめとした周囲の大人が正しい知識を持ち、 大人の口腔衛生が子供の口腔衛生につながることを理解することが大切です。

また妊娠中の歯周病は、早産や低体重児出産のリスクが高くとなる事がわかってきました。

妊娠中に歯周病に罹っている場合、早期低体重児出産のリスクが7倍も高まるという報告が、1996年に米国で発表されました。
炎症症状を引き起こす原因因子である炎症性サイトカインという分子が、歯周病の炎症部分から血管に入り込み血中濃度が高くなると、『出産の開始の合図』となると考えられています。
妊娠している事が分かった方や、妊活中の方は、一度歯周病の検査を行うことをお勧め致します。
安全な出産、生まれてくるお子さまの健康のために、
妊娠前の早めの治療や妊娠中のお口のケアに取り組むことはとても大切です。

妊娠中は女性ホルモンの分泌量の変化により歯肉が炎症を起こしやすくなったり、つわりなどの影響で歯磨きが十分に出来ないこともあり、お口の中が不衛生になりがちです。
また、もともと歯肉炎や歯周病があった場合は特に悪化するリスクが高まります。

妊娠中につわりがひどい場合に、歯磨きが十分にできない事があります。歯磨きが十分でない場合に起こる症状として、「虫歯の進行・増加」「口臭」や、嘔吐や柑橘類・清涼飲料水の摂取、唾液PH酸性化の影響による「酸蝕症(酸によって歯が溶けていく症状)」があげられます。
食後の洗口液によるうがいだけでも効果的ですので、出来る限りお口の中を清潔に保つことを心がけましょう。

では、実際に治療するにあたってどのタイミングで行うべきなのかについてですが、妊娠初期とされる4ヶ月目までは診査や治療計画立案、応急処置にとどめます。

安定期と呼ばれることのある妊娠中期の5〜7ヶ月では、ほとんどの歯科治療を行うことが可能です。レントゲン撮影や投薬なども可能です。

妊娠初期に応急処置にとどめていた箇所もこの時期に治療を進めていきます。

妊娠後期とされる8ヶ月以降では応急処置程度にとどめ、産後に治療を行うようにしましょう。

よくあるご質問で、レントゲン撮影による赤ちゃんへの影響はありませんか?

という質問がございます。

結論から申しますと、まず心配要りません。

歯科のX線撮影は首から上の部分だけですので、お腹の赤ちゃんへの影響はございません。またX線用の防護エプロンを着用すれば、さらに安心いただけると思います。
これから生まれてくる赤ちゃんの健康のためにも、一度お口の中の状態をチェックされることをオススメします。

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将来のお口の状況は、幼い頃からの習慣で決まる!

あけましておめでとうございます。

昨年は開業して間もない当院にお越しいただきまして、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
昨年末にはスタッフから私の誕生日をお祝いしていただき、とても嬉しかったです。良いスタッフに囲まれて仕事ができている私は幸せ者ですし、そのことに改めて感謝しております。

今年はどんな一年になるのか、そしてどんな人との出会いがあるのかを楽しみにしたいと思います。

皆様にとっても充実した良い一年になることを願っております。

 

さて、今年1回目のブログのテーマは「皆様の大切なお子様のお口の事」についてです。

例えば歯並びは遺伝のせいだから、自分の努力ではなんともしようがないと思っていませんか?

実は、そんなことないです。

歯並びは一部遺伝の影響もありますが、多くは幼い頃からの生活習慣・生活環境・習癖によるものが原因と言われています。

具体的に言いますと口がポカーンと開いており、鼻ではなく口で呼吸している事が多い、2歳半を過ぎてもおしゃぶりや指しゃぶりがやめられない、うつ伏せ寝が多い、よく頬杖をつく・・・などは歯並びに悪影響を与える典型的な例です。

他にも歯並びに悪影響を与えると言われている様々な悪習癖がありますので注意が必要です。

また歯並びだけでなく、幼い頃から虫歯対策のためのお口のチェックやブラッシング指導(幼いお子様の場合は親御様への仕上げ磨きの指導など)も大切です。

また普段よく食べるものや飲む物に問題がないのか?ということもプロの目からのチェックと指導があると良いでしょう。

乳歯や生えたての永久歯はまだまだ未熟なため、とても虫歯になりやすいです。

幼いうちから「痛みやトラブルを起こさないために歯医者には定期的に通院するものなんだ」ということを習慣にしてあげるということは親御様からお子様たちへのプレゼントと言えると思います。

そして虫歯のないお口の中や、歯並びが良いというのは見た目だけの問題ではなく、口腔機能のレベルを高める事にもつながります。

つまり口腔機能のレベルをしっかりと若いうちから高いレベルに引き上げておくことが、お子様方の人生をより豊かなものにしてくれるのです。

 

毎日忙しい中でなかなかお子様のお口の中のチェックまで気を回すというのは難しいところですよね。

ですから定期的に通う、信頼出来るかかりつけの歯科医院を見つけておいて、日頃からお子様のお口の心配事を相談しておくことがとても大事だと思います。

 

将来のお口の環境を形成する上で、幼い頃からの良い習慣が大切です。
当院では成人の方々はもちろん、小さなお子様たちの予防歯科にも力を入れておりますので、安心して気軽にお越しいただければと思っております。

では今年もよろしくお願い致します。

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緑茶カテキンが虫歯予防になる!!

皆さんこんにちは。
北浜8020デンタルクリニック院長の松本 公佑です。
今回は緑茶に含まれるカテキンが虫歯抑制に対して効果があることが立証されたという論文を紹介したいと思います。

東北大学は6月4日、緑茶に含まれる主なカテキンのエピガロカテキンガレート(EGCG)による口腔レンサ球菌に対する抗菌効果を明らかにした。

この研究は、東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の髙橋信博教授、鷲尾純平講師、安彦友希助教、四川大学大学院生Han Sili 歯科医師によるもの。研究成果は、Caries Research に掲載された。

今回の結果により、緑茶含有濃度と同等濃度のEGCGが、う蝕関連菌を死滅はさせないものの、う蝕の直接の原因となる酸産生を抑制することが示された。

緑茶に含まれる抗菌成分として、4種類のカテキンが知られている。
その中で最も多く含まれるエピガロカテキンガレート(EGCG)は、特に抗菌作用が強く、う蝕関連菌を抑制する可能性が示されていた。

しかし、EGCGの抗菌メカニズムは明らかにされていなかった。

研究者らは、口腔内において代表的なう蝕関連菌である Streptococcus mutansS.mutansを用いて、以下の5つに対するEGCCの抗菌効果を検討した。

・殺菌効果

・細菌の増殖に対する抑制効果

・細菌の糖からの酸産生活性に対する抑制効果

・細菌の糖取り込み系酵素活性(ホスホエノールピルビン酸依存性ホスホトランスフェラーゼシステム活性、PEP-PTS 活性)に対する阻害効果

・細菌に対する凝集効果

この結果、緑茶に含まれる濃度と同等のEGCG(1mg/ml)は、S.mutans に対しての殺菌効果はなかったが、迅速な凝集を引き起こした。

また、う蝕病原性として重要な糖からの酸産生活性とPEP-PTS活性に対しては増殖を抑制し、EGCGの抗菌作用のメカニズムが推測された。

加えて、EGCGによる抑制と凝集は、S.sanguinisS.gordonii および S.salivarius でも確認された。このEGCGによる細菌の凝集促進は、細菌が歯面に付着する前に凝集塊を形成し、細菌の歯面付着を抑制すると考察された。

本研究により、緑茶に含まれる濃度のEGCGには殺菌効果はないものの、細菌増殖の阻害や糖酸産生活性の抑制、細菌凝集の促進効果が明らかになった。

それらに加えて、EGCG自体にpH緩衝能とpH低下を防ぐ力があることも明らかになった。また、これらの抗菌効果は唾液の存在下でも持続することが判明した。

これらの抗菌作用は、ミュータンスレンサ球菌以外のう蝕関連菌にも作用したことから、緑茶カテキンによる口腔バイオフィルム全体のう蝕抑制につながることが期待される。

研究者らは、緑茶に含まれる程度の濃度で殺菌効果がないことは、過度に口腔常在菌を除去することなく、う蝕原性の低減化が可能であり、近い将来、う蝕予防の効果的ツールとして開発されることを期待すると述べている。

今回の研究により、日本を代表する緑茶が、う蝕予防に効果的で、かつ長期的に頻回しても安全な飲料であることが示された。

 

以上のことから、緑茶は適度な抗菌作用を持つスーパー飲料であるということが証明されたのでした。

古くから日本人に馴染みのある緑茶にそんなすごい力があるなんて驚きですよね。

お茶と言えば私の高校時代の友人が現在、平等院鳳凰堂の茶房『藤花』にて茶房長を務めており、当院の内覧会の時にはお手伝いをお願いしていただきました。当院を訪れてくださった方々に美味しい抹茶を振舞っていただき、皆様に大変喜んでいただきました。


そして『藤花』の茶房長を務めている尾上宗西氏が12月25日に京都にある岡崎公園で開催される「おいしい旅のマーケット」にイベント参加するとのことです。当院でも活用されたプラスチック段ボール製の茶室にて茶室体験ができるとのことです。

IMG_7739是非お立ち寄りされてはいかがでしょうか?非日常体験が出来ると思いますよ。

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勿体無い!損していませんか? お口のケアはお得なことばかり!

今年も早いもので、残すところあとわずかになりましたね。
皆さん、こんにちは。
北浜8020デンタルクリニック院長の松本です。
当院では予防歯科に大変力を入れております。それはなぜなのか?

それは皆様に生涯ご自身の歯で美味しく食事をして、
そして楽しく健康に人生を過ごしていただきたいからです。

お口は食事や空気などの全ての入り口です。
入り口が汚れていれば、汚いものが全身を巡っていくことは想像がつきますよね?
近年、お口の中に存在する歯周病菌が糖尿病・高血圧・認知症などに対して影響を及ぼしている事を指摘されています。
口腔内のケアをすることでそういった全身疾患に対しても効果があるのです。それに、インフルエンザ予防にもお口のケアが非常に有効であるということは有名な話ですよね。
つまり全ての入り口である口を綺麗にすることは非常に大事だという事です。
それに、何かトラブルが出てから歯医者に行くという習慣の方々は、実は生涯の医療費の点からすると損をしている可能性が高いという事をご存知ですか?
生涯の医療費を安く済ませる為には定期的なメインテナンスにて、予防するという事が非常に大事です。
それは結果として生涯の通院回数も減らすことに繋がるからです。
歯医者に行くのが好きという方は決して多くはありませんよね。
しかし、そういった方こそ定期的に予防通院しておかなければ、
結果として治療回数が増えたり、治療費用がかかることになります。
美容院やエステには毎月行くのに、歯医者には1年以上行っていない。
そんな習慣から抜け出し、ご自身の歯と体を大事にするためにメインテナンスに通いませんか?

さて話題は変わりますが、本当に時が過ぎ去るのは早いものですね。
年齢を重ねれば重ねるほどに、時間が経つのは早く感じるとは言いますが、
個人的に激動の1年であった2021年は特に早く感じました。
2021年9月1日に北浜の地で開業させて頂いたのですが、2021年を振り返ってみると、開業以外で一番大きな出来事としては約8年勤めさせていただいた職場を退職した事ですね。
2021年7月いっぱいで退職する事になるのですが、患者様の引き継ぎや諸々の事務作業は大変でした。
長く勤めていれば勤めているほど多くの患者様を診させていただいていたので、引き継ぎ作業をする中で、今までの診療を振り返ったり、思い起こすことになり、とても感慨深かったです。
退職をお伝えした際に、ある患者様は涙を流してくれた患者様(とてもビックリしました。)もいましたし、退職のお祝いとして労いの品物をわざわざ持って来ていただく事があったりもしました。
自分なりに一生懸命診療していたことが、患者様に少しでも伝わっていたのかなーと思うと、とても嬉しかったですし、本当にありがたい事だなと感じました。
そして、日々の診療と並行して開業に向けて動いていたのですが、まぁこれが大変でした。色々な物件情報を見ながら、実際に足を運んだりして物件を探したり、物件が見つかれば審査やそれに向けて必要書類を準備したり、銀行との融資の話をしたり、スタッフを募集し、面接をして人事を決める。
物件が確定すれば内装の選定や使用する医療器具の選定。
工事の日程や内覧会をするにあたっての様々な注意事項など多岐に渡り、なにせ自分が決めなければ事が進まない訳で、とにかく毎日気が休まる時はなかったですね。
当然全てが初めての事だらけで、心の底から疲れました。笑
しかしながら、全てを自分の責任の下に決めていけるという事の有り難みとやり甲斐を非常に感じますし、まだまだこれからの医院ではありますが、少しでも良い方向に向けて医院を成長させていきたいなと改めて感じております。
そして良い医院作りをする事と、正しい情報を患者様に提供する事の一環として、YouTubeデビューもする事になりました。
自分がまさかそういったことをする事になるとは思いもしませんでしたが、人生とは得てしてそういうものなのかもしれませんね。
なるべくわかりやすく伝わりやすいように、スタッフと共に工夫して動画を作成しましたので、ぜひ一度ご覧になっていただければ幸いです。
今年も残りあとわずかですが、気を抜かず精進して参ります。

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年末年始 休診日のお知らせ

当院の年末年始の休診日についてのお知らせです。

12月30日(木曜日)から1月4日(火曜日)まで休診させていただき、
1月5日(水曜日)より診療を開始いたします。
年末年始の休診日の間にお口の事でお困り事が出ませんように、しっかりとお時間をお取りさせていただき対応させていただきます。
よろしくお願いいたします。

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